21才男子大学生の彼女募集体験

高校のときの友達から思いがけず連絡がきた。
高校時代はそれなりに仲良かったが、卒業後全く連絡を取らなくなっていた。
何の用かと思って出てみると、「こんにちは」も「久しぶり」もなく、いきなり 「彼女募集してる友達いない?」 だった。
一体何なんなのだ。
「あ、おれ。
おれ彼女募集してる」 「あ、うん。
あんたのことはいいんだ。
他に彼女募集してる友達いない?」 「おれのことは無視かよ・・・まあ、いるぜ。
」 「じゃあ、合コンしようよ」 「また突然だな。
いいけど。
そっち何人?」 「んー、あたし含めて2人」 「おい、それって合コンなのか?」 「とにかくお願いね。
今週末」 そう言うと電話が切れた。
今週末ってあと2日しかねえじゃねえか。
バカ言ってんじゃないよ。
とか言いつつも友人にアポイントメントをとるおれ。
合コン(?)当日、結局2対2の飲み会になった。
幹事役のおれらがなんだか仲人みたいになって若い2人をくっつけた、そんな感じの飲み会だった。
当の本人達はと言えば、飲み会でも意気投合してたし、連絡先も交換してたし、次の会う約束まで交わしていた。
おれは、電話をもらってからずっと抱えてた疑問を彼女にぶつけた。
「なあ、あの子お前の何なん?」 「親友」 「へー、その親友がどうかしたのか?」 「最近長く付き合ってた彼氏にこっぴどく振られちゃってね。
世の中にはもっといい男もいるぞって知ってもらいたくて」 「よかったじゃんか、結果オーライで」 「うん、いい人だったよね、彼。
ただ、あたしの目論みとしてはあんたとくっついてもらうはずだったんだけどな」 「え?」 「ほら、いい男じゃん。
彼女募集中だし」 そういうことならもっと早く言ってくれ。